はじめに
DaVinci Resolveでテロップを入力する作業、繰り返しが多くて疲れませんか?
「チャンネル登録お願いします」「詳しくは概要欄から」——こういった定型フレーズを毎回手打ちしている。あるいは、さっきコピーしたテロップのテキストを再利用しようとしたら、別のテキストをコピーして上書きしてしまった。テロップ入力は動画編集の中でも特に単純作業の繰り返しが多く、ここに時間を取られている編集者は少なくないはずです。
この記事では、クリップボード管理アプリ「Kopipe」を使って、DaVinci Resolveのテロップ入力作業を劇的に効率化する具体的なワークフローを紹介します。
DaVinci Resolve認定トレーナーとして延べ1万人以上の受講者にテロップ制作を教えてきた経験と、自身もYouTubeチャンネル(登録者6万人超)の動画を編集する中で磨いてきた時短テクニックをお伝えします。
テロップ入力作業のどこが非効率なのか
同じフレーズの手打ちが繰り返し発生する
YouTube動画のテロップには、動画をまたいで繰り返し使うフレーズが意外と多いものです。
- 「チャンネル登録お願いします」
- 「詳しくは概要欄のリンクから」
- 「※個人の感想です」
こういったテキストを毎回手打ちしていると、1本の動画あたり数分〜十数分のロスになります。テキストファイルやメモアプリに保存しておく手もありますが、アプリを切り替えてコピーして戻ってくる、という操作自体がワークフローを中断させます。
コピーが上書きされて戻れない
DaVinci Resolveで編集中、テロップのテキストをコピーして別のクリップに貼り付けようとした直後に、Fusionのノード設定値や別のテキストをコピーしてしまう。macOSの標準クリップボードでは直前の1つしか保持できないため、先にコピーしたテロップテキストは上書きされて消えてしまいます。
また戻ってコピーし直し。この小さなストレスが、テロップの多い動画では何十回と積み重なります。
Kopipeで解決——クリップボード履歴でテロップ素材を蓄積
Kopipeの基本
Kopipeは、Macのクリップボード履歴を自動的に保存・管理するアプリです。14日間は全機能が無料で試せます。コピーしたテキストや画像が時系列で保持され、過去のアイテムをいつでも遡って貼り付けできます。
操作は⇧⌘V(Shift+Command+V)でタイムラインを呼び出し、矢印キーで選択してEnterで貼り付け。キーボードだけで完結する設計なので、DaVinci Resolveの編集作業を中断する必要がありません。
テロップテキストが自動で蓄積される
Kopipeを起動した状態でDaVinci Resolveのテロップを編集していると、コピーしたテキストが自動的に履歴に蓄積されていきます。つまり、普段通りにCommand+Cでコピーするだけで、テロップ素材のストックが自然に貯まっていくわけです。
過去にコピーしたテロップテキストを再利用したい場面では、⇧⌘Vでタイムラインを呼び出して選ぶだけ。「さっきのテキスト、どこにコピーしたっけ?」と探し回る時間がゼロになります。
ラベル機能でテロップを分類管理
テロップ用のラベルを作成する
Kopipeのラベル機能を使えば、テロップテキストをカテゴリ別に整理できます。動画編集者におすすめのラベル分類はこんな感じです。
| ラベル名 |
用途 |
例 |
| テロップ定型 |
毎回使う定型フレーズ |
「チャンネル登録」「概要欄リンク」 |
| テロップ強調 |
強調・ツッコミ系 |
「ここ重要!」「まじか…」 |
| 概要欄 |
動画の概要欄用テキスト |
SNSリンク、関連動画URL |
| テンプレ |
シリーズ共通テキスト |
オープニング/エンディングの定型文 |
ラベルの作成は、設定画面からラベル名と色を指定するだけ。タイムラインでアイテムを右クリックしてラベルを付けていきます。
ラベル間をキーボードで瞬時に移動
ラベルの真価は、キーボードでの高速移動にあります。
Command+矢印キーを押すだけで、ラベル間を直接ジャンプ。「テロップ定型」ラベルに移動して、Enterで即貼り付け。この流れが身につくと、テロップ入力のスピードが目に見えて変わります。
自分のYouTubeチャンネルでも、定型テロップをラベルで整理し始めてから、テロップ入力にかかる時間が体感で半分以下になりました。特に、シリーズ動画で同じフレーズを使い回す場面では効果が大きいですね。
具体的ワークフロー——DaVinci Resolve × Kopipe
実際にDaVinci Resolveでテロップを入力する際の、Kopipeを組み合わせたワークフローを紹介します。
ステップ1: 事前準備
- Kopipeを起動(メニューバーに常駐)
- macOSの「設定 → アクセシビリティ」でKopipeを有効化(Enterダイレクト貼り付け)
- よく使うテロップテキストをラベルに登録
ステップ2: 編集中の活用
- DaVinci Resolveのエディットページでテロップクリップを配置
- テキストインスペクターを開く
- ⇧⌘VでKopipeのタイムラインを呼び出す
- Command+矢印キーで目的のラベルにジャンプ
- 矢印キーでテキストを選択
- Enterでダイレクト貼り付け
この一連の流れがすべてキーボードで完結します。DaVinci Resolveのテキスト入力フィールドにフォーカスしたまま操作できるので、作業の流れが途切れません。
ステップ3: 新しいテロップを蓄積
編集中に新しいテロップテキストをコピーしたら、そのままKopipeの履歴に追加されます。後からラベルを付けておけば、次の動画で再利用できます。動画を編集すればするほど、テロップ素材のライブラリが充実していくサイクルです。
Kopipe vs Paste——動画編集者はどちらを選ぶべきか
クリップボード管理アプリとして有名なPasteとの比較を、動画編集者の視点でまとめます。
| 項目 |
Kopipe |
Paste |
| 価格 |
¥900(買い切り) |
年間約5,000円(サブスク) |
| 操作スタイル |
キーボードショートカット中心 |
マウス操作中心 |
| 動作 |
軽量 |
標準 |
| UI |
シンプル |
多機能・リッチ |
動画編集者にとって重要なのは、編集ソフトでの作業を中断しないこと。キーボードから手を離さずに操作できるKopipeは、DaVinci Resolveとの相性が抜群です。Pasteはマウス操作が中心なので、タイムライン操作中にマウスの操作先が切り替わってしまう場面が出てきます。
コストの面でも、買い切り¥900のKopipeはサブスクのPasteと比べてハードルが低いですね。14日間は全機能が無料で試せるので、まず使ってみて判断できます。
テロップのデザイン面も効率化するなら
Kopipeはテロップの「テキスト入力」を効率化するアプリです。一方で、テロップの「デザイン」——フォント、縁取り、影、背景座布団といったビジュアル面の効率化には、Fusionテンプレート形式のテロップライブラリが効果的です。
テキスト入力はKopipeで爆速化、デザインはテロップライブラリ プロのようなテンプレートで時短する。この組み合わせで、テロップ作業全体の効率が大幅にアップします。
まとめ — テロップ入力のストレスから解放されよう
DaVinci Resolveでのテロップ入力は、同じフレーズの手打ちとコピーの上書きが非効率の原因です。Kopipeを導入することで、テロップ作業は以下のように変わります。
- クリップボード履歴でコピーしたテロップテキストを自動蓄積
- ラベル機能で定型テロップ・強調テロップなどをカテゴリ別に管理
- キーボードショートカットで編集作業を中断せずに爆速ペースト
- 買い切り¥900(サブスクなし)で、すぐに使い始められる
14日間は全機能が無料で試せます。テロップ入力に時間を取られている方は、ぜひ試してみてください。
→ 今すぐ試してみる(無料)
操作方法の詳細はYouTube動画でも解説しています。